Talks about FASHION

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<はじめに・・・>
「美は一日にしてならず」
なんてお言葉があります。
短い言葉ですが、実に奥の深い言葉でもあるんだなぁ・・・とつくづく思い知らされる
ことの多い言葉です。
「talks about ARTS」でも触れましたが、管理人は美大でアパレル、つまり
「ファッション」関連について勉強してきました。
そして「ファッション」が「美」に関わるからこそ、「美大」でファッションについて専攻する
学科も存在するのです。

「ファッション」とはその人を良く見せたり、また悪く見せたりもします。
そして逆に服を着る人によって、服が魅力的に映ったりそうでなかったりもします。
まるで魔術のようですが、それがファッションというものでもあると思います。

年齢を重ねて思うこと
若い頃は「誰でも綺麗」です。それは肌や体型などの外見上のことは勿論、若々しく
フレッシュ、なんて言葉があるように、ようは「全ての造作が美しい」ということだからです。
ところが、年をとっていくとそれまでどのように気をつけてきたかが、その人物自体ににじみ出て
くるので「若い頃と同じように」というわけには行きません。
例えば肌ひとつとっても、ずっと気を遣わずに焼いていたら将来的にはシミ・シワを加速させ
ます。そしてあるときを境に一気に老け込んでしまったり、じゃあ大変と隠そうとしても化粧が
乗らなくなってしまったり。
これは、ファッションにも同じことが言えると思います。
いつも気を遣わなかった人が、誰の力も借りずにある日突然おしゃれが上手になる、なんてことも無理でしょう。
また「気を遣わない」ということで、更にTPOの感覚などにも影響が出てきますよね。

2枚の鏡
私の母の卒業した学校は、いわゆる私立の「良妻賢母を育てる」系の女子校でした。
今はこのような時代ですから「普通の女子校」になったらしいわー、とも言っておりましたが。
さて、その学校ですが、昔母が卒業するときに「2枚の鏡」を記念品として、生徒皆に配られたそうです。
一見、何の変哲もない美容院で使うくらいの黒い2枚の手鏡なのですが、それも意味があるのだそうです。
それこそ美容院で最後に鏡を手渡されて、後ろ姿も確認して「OKです」と言うと思うのですが、
同じような意味合いがあるようです。
普通、目の前に鏡を置いて自分の姿を見ると、当たり前ですが前しか見えません。
勿論、3面鏡などを使えば横だって見れますが。
3面鏡が置いといて、ようは配られたというその鏡の意味は
「前からでなく、後ろや横からもきちんと自分の姿の確認をしなさい」
ようは、「自分という人間をいろいろな角度から確認しなさい」ってことなのでしょうね。
ちなみに鏡に書いてあったのか、それとも色紙にでも書いてあったのかは不明ですが、
「恥を知れ」というお言葉もセットだったそうです。いやはや。
「恥を知れ」なんて言われても、困っちゃうなーというところですが。(苦笑)
この時代ではちょっとその言葉自体は古すぎてやはり「時代が違う」ってことになるこかも
しれませんが、鏡の意味自体は良くわかるような気がします。


場所に合わせる・・・
その鏡ですが、ここではファッションとの関連について取り上げます。
一見自分では良い思っても、全身が映る鏡の前に立つと急に「これは失敗した」と思うことも
多いように、やはりきちんと確認する習慣は大切なんだなぁ・・・とつくづく思います。
また自宅を出るまでは大丈夫だったものも、行く場所によっても変わってきてしまうものも
あります。例えば、買い物でもレストランでも何でもそれなりのお店に行く時には、それ相応の服装と
いうものがあります。それは、別に派手だとかそういうことではなく、その店の雰囲気や同じように来ている
お客などに合った服装ということです。
やはりそうでないと浮いてしまい、「何か変だなぁ」みたいな印象になってしまいます。
まぁ、それに気が付いていないご本人も多いとは思いますが・・・。
ここで大事なのは、矛盾しているようではありますが「人の目を気にする」=「気を遣う」と
いうことではありません

まず自分に対して気をつける、ということです。ただ、得てしてそういう方は人に対しても
気使いが上手な方が多いかもしれませんが・・・羨ましいことに。


日本と海外
さて、ここまで来ると今度は「そう思うのは日本人だからでしょ」と、片付けたくなる方も
いるかもしれません。
「日本人は人の目を気にしすぎ。世界はそんなんじゃない!」などと乱暴に言い切る方も
いらっしゃいますが、先程も言うように「人の目を気にする」と「気をつける」とは違います
NYやパリの街を歩くおしゃれな女性は、皆さん個性を感じさせながらも非常に気を遣っています。
ですから「人の目を気にして皆と同じ格好をする」という種類のものではありません。
また、そのおしゃれには細かいところまで気を遣っているなぁ・・と感心します。
そして、ビジネスではビジネスの、休日には休日の・・・実にそれぞれのTPOに合っている服装
というものをしています
それらが自然と身に付いたものなのか、それとも社会に出る前に勉強してきたことなのかは
わかりませんが、このような印象を受けます。


ブランドを持ち歩くのは日本人だけ?→NO
巷でよく聞いた話ですが、「日本人はブランド好き」=みっともない 欧米人は逆、などと
いう話も聞きますが、それもそう言い切ってしまうもは???です。
はっきり言って、こちらの方もブランド品は持ち歩いているし、ショップだって現地の人で賑わって
います。そして品数だって豊富です。
それはまさに「需要と供給」じゃないですが、売れないのに置きませんよね
やはり老舗のブランドなどはその分だけクオリティが高く、その良さをこちらの方だって
当然知っているので、ブランド品自体を買わない訳ではないようです。
ただ、国によって嗜好の差はあるようで、日本で売れているものが必ずしもこちらで
売れている訳ではなく、逆もしかりのようです。

フランスでは、よく親子3代に渡って「エルメス」のケリーを引き継いでいく・・・などという話を
聞きます。若い女の子でも、お祖母さまからお母様へと引き継がれて来たケリーを持っている姿を
見たことがありますが、やはり素敵でした。
「若い女の子にブランドなんて」という方もいるようですが、その彼女の姿を見ればそんなことは
考え付かないかもしれません。これも、やはり昨日今日の間に合わせではなく、代々引き継いできたからこそ
ケリーだなんて高額なかばんを持ち歩いても、似合うのかもしれません。そしてまた使い込んだケリーは
年月を掛けた味があって素敵でした。
でもさすがは老舗の「ブランド」だけあってか、「3代経ってもちゃんと使える」というクオリティの高さです。
こちらの方はそういうことも分かって持ち歩いているのかもしれませんね。
まぁ、私は別に「エルメス」は好きではありませんが。


ちょっとした「差」
ところが少し日本と違う点があるのですが、まずお店の雰囲気に合わせた服装で来ている人が
多いということです。また、一見目立たなくてもそれなりの地位のある方なのか、服装をも越えた
「オーラ」を発しているようなマダムや紳士なども多く見受けます。
つまりそういう方は「余裕」もあり、またそのオーラそのものがファッションと化しているのだと思います。
また、OLさん、マダムなどを見ていても、その「ブランドの持ち方」もどこか違う気がします。
勿論センスの良くない方もいるでしょうけど、やはり思うのは皆さん「体の一部」の様だということです。
ようは、いかにも「持ってマ〜ス♪」という感じではなく、「自分のファッションと一体化している」
ということ
でしょうか。
また、やはり多くは「普段使い込む消耗品」なわけですから、いかにも「大事に抱えています」という
感じでもありません。
これは日本人でも言えることで、やはり「素敵だなぁ!」と思わせる人というのは同じです。
結局、どこに行っても「おしゃれをする人はする、しない人はしない」といことです。

ですから闇雲に「対比」をするのではなく、このようなことから理解することが大切なのだ
と思います。これは他の文化比較などをする際も、同じことが言えると思いますが・・・。
決してこちらの方が「何も気にしていない」という訳ではありません。


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