Talks about ARTS 2

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<前置き2>

面白い学生たち

世間一般ではよく、「美大生って個性的」って言われているようですね。
確かにそんな気はしますが、それは「単に変わっている」ということではなく、
非常に自立していて、個人の世界・価値観がしっかりとしている人が多いのだと思います。
「作品を造る=自分の世界があり、それを表現する」ということにもつながりますから、
やはりそういう人が多いのでしょうか。
ですから会話をすると見た目はともかく、意見を持っていて教養が深い人が本当に多いです。
「他人の良いものは、自分にも取り入れる」という意識のある学生たちも多いですから、常にいろんなものを
観察していたり、興味を持っていたりします。

また、美術を専攻する人の中には、音楽も好きな人が多いです。これは逆もその傾向があるらしいですが。
(音楽を専攻する人が美術にも興味ある、ということ。)
著名な作曲家の中には、絵を見て音楽のインスピレーションを働かせる・・・なんて作曲家もいるようですね。
「別々の分野」ということにはなっていますが、点と線でつながっているのかもしれませんね。


就職後に受ける質問
「美大出身」と聞くと、殆どの人から「何故就職先が金融なの?」と聞かれます。
このことは、思えば主人にも聞かれたような気がします。(^^;)
確かに美術は好きですが、それと仕事として興味があるのは私にとっては別ことでした。
金融に興味を持ったきっかけは、学生時代にその世界の方とお話をしてからでした。
一般的に「金融」と云ってもその分野は多岐に渡り、興味深いものでした。
メーカーのように「目に見える物を作り、売る」という、わかりやすい仕事ではないのですが、
それがまた一層興味が持てる一因でもありました。
例えば「銀行」と一口に云っても、都銀・信託・・様々ですし、その中でも業務が分かれています。
一般の方がよくイメージされる支店の預金の窓口から、為替・融資・外為・日銀代理業務・・・支店業務だけ
とっても、きりがありません。そしてさらに本店機能などもあり、外からは見えない部分が多いです。
ちなみに私はここでも「(預金の)窓口だったんでしょ。」などと聞かれ、「あのー、いろいろあるんです・・・」と、
説明するのに困っていました・・・。うーん、何か困ってばかりですねぇ。(苦笑)

また、転職の面接では言われませんでしたが、新卒で就職した際の面接でもどこに行っても
このことを聞かれたものです。(何故金融志望か?)
ちなみに、一部を除いて基本的には一般企業を受けたので、面接官の方も物珍しかったのか、
会話はそれなりに盛り上がった気がします。(笑)彼らにとって、未知の世界だったのでしょうか・・?
しかし、実際に学生時代の専攻と就職がマッチしている人ってどれくらいいるのでしょうか?
例えば国語を専攻した人は、皆さん国語教師や教授や学者になるのでしょうか?また理工専攻の方が
全員エンジニアになるのでしょうか?経済学部を出たからといって、メーカーと金融の営業じゃ全然違うと
思いますし・・・?またある時、某企業の人事担当者の方から聞いた話ですが、学生に対して「学生時代の
知識には、はっきり言って期待していません。必要なことは入社してから覚えてもらいますから。」
と言っていました。・・・というか、叩き込むわけでしょうね・・・。
えええええっ!それじゃあ私が散々面接で聞かれたことって一体何だったのかなぁ・・と思いました。
まぁ・・確かに必要なことって入社してから覚えなくてはならないし、「スキルがあるから」転職した先でも、
結局似たような業務でも勝手が違ったりするので、またそこで覚えたりしたなぁ・・・という覚えがあります。

こういった就職の実態って、「何を勉強したから」というより「学校名」すなわちその企業と学校との間に
過去にパイプがあるかないか・・・というのが重要な事らしいです。ですから苦労して大学へ行っても、
そこで保証があるかどうかはまた別ですし、就職先がいいかも別問題なのかもしれませんね。
まぁ学生時代の専攻と就職は必ずしも一致しない、というか・・・まさに私がその良い例なのですけどね。(^^;)

・・・と以上前置きならぬ「うんちく」が長くなりましたが、そんなこんなで忙しく楽しい学生生活を
送っていました。


さて前置きが長くなったところで、本題に突入させていただこうと思います。
m(--)mゴメンナサイ・・・

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